2012年11月12日

ランドシェアリング(土地分有)という考え方。

ランドシェアリングという考え方。

「ランドシェアリング」
「土地分有制度」と訳されます。

これまで、タイやカンボジアのスラム環境改善
に使われた事業スキームで、政府の土地や
個人の土地でスラムを形成する地域で、土地の
所有者と、居住者で土地をシェアするという
手法です。

タイでの事例を紹介します。
左が、スラム化した地域。 → 右がランドシェアリング後。

landsharing.JPG

RamaIV.JPG


1980年代にタイで始まったこの手法は、土地所有者と
居住者が対立していると、いつまでたっても現状から
変わらないので、それを打破するために始まりました。
対立を好まないタイ人が考えたやり方ですね。

土地所有者は、一部の土地を居住者に無償で譲ることで
多くの土地を取りもどすことができるというメリット。
居住者は、点在する住居を集めて再建することで
優良な環境と土地の権利を確保できるというものです。


現在、ウガンダのある地域で、この手法を使った
環境改善事業が進もうとしています。

しかし、土地の改良をするということは、土地の値段が
高騰したり、政治的に介入してくる人がいたり、問題は
多くあります。

スラム居住者連合リーダーが、すでに区長と協議を
はじめています。

一方で、居住者連合の組織化や日々の貯蓄活動などの
地域活動が弱いと利権を求める人たちに、本来援助を
必要とする人が追いやられてしまいます。
住民組織のつながりが、弱者を含めた地域改善になります。


<おまけ>
住民組織では、こんな籠やバッグを手づくりで作成し売っています。
協同組合的に、材料の共同購入などもしているそうです。

basket.JPG



posted by keke at 17:31| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。